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 2004年3月31日(水曜日)


床屋は危険だ。
床屋のオヤジには気を付けろ!

特に「馴染みの床屋」には注意が必要だ。

これはどういうことかといえば‥‥
「床屋は噂話の温床」になりうる可能性が非常に高い場所であるからである。

ちなみに、俺の実家の近くには俺が子供の頃から30歳前くらいまで通っていた床屋があるのだが、ここへ行けば今でも子供の頃の同級生の動向が手に取るように分かる。
しかも話好きの床屋のオヤジは、こちらが知りたいとも何とも思っていない情報を次から次へと提供してくれるのである。

その反面‥‥
俺の動向もここを通じて昔馴染みの同級生達には筒抜けになっているのだが。

例えば、天神かどこかの繁華街で俺が十数年振りに会う昔の友達とばったり会ったとする。
そしてその友達も俺と同じ床屋へ通っているとする。
すると‥‥

十数年振りに会ったにもかかわらず、お互いの動向をどういう訳だか知っていて、なんだか時間なんて在って無いような不思議な感覚にとらわれるのだ。

これはまあ、どちらかといえばいい方向にこの「床屋パワー」が作用した例なのだが‥‥
実際はいい事ばかりではない。

俺が以前、仕事もせずに音楽活動に夢中になっていて、半ば「フーテン同様」の生活をしていた時は、俺のこの様を俺の親父が床屋のオヤジに喋りまくっていたため‥‥
たまに実家へ帰ると、床屋のオヤジからこの俺の様を床屋のオヤジ風にアレンジしてデフォルメし面白くした話を聞かされた近所の人からはやたらと白い目で見られたものである。

そしてこの噂話は街中に広まってしまい‥‥
俺はとんでもない「放蕩息子」扱いをされてしまったという訳なのだ。

これと同じようなケースで、俺の後輩である「ワイルドストロベリー君」も似たような経験を味わうことになるはずだ。

彼はワイルドストロベリーの効果で、来年早々にでも結婚を決めている。
しかし、この事はまだ内々の話で、近所の人達には話していないらしい。
但し、一人の人物を除いては‥‥

それでいて、どういう訳だか近所の人は彼が結婚することを知っているそうなのだ。
彼としては「どうして誰にも話していないのにみんな結婚のことを知っているのだろう?」と訝しんでいるのだが‥‥
やっぱり近所ではこの話で持ちきりである。

では何故、近所の人達はこの「非公開」の情報を手に入れることが出来たのだろうか?

その情報源はつまり‥‥
床屋である。

そう、先に書いた「この事を知っている一人の人物」こそが床屋のオヤジだったのである。

そして秘密裏に遂行されていた彼の結婚計画は、この床屋のオヤジへ情報が漏洩してしまったため、秘密が秘密でなくなってしまい‥‥
逆に「宣伝」してしまう結果となってしまったのである。

床屋を通しての「情報伝播力」というか「感染力(貫宣力)」の凄まじさといえばそれこそ‥‥
コンピュータウィルス並の脅威である。

そこで本日の教訓だ。

「床屋では滅多なことを喋るものではない」

特に近所にある馴染みの床屋へ通っている方は‥‥
ここで喋ることの危険性をしっかりと認識したうえで、床屋のオヤジとのトークを楽しんでいただきたいものである。

相手は百戦錬磨の口八丁手八丁。
秘密の話をポロッと漏らしてしまわぬよう、重々お気を付けあれ。



 2004年3月30日(火曜日)


会議が長すぎる。
というか会社にいる時間が長すぎる。

朝の7時に出社して、クソ長い会議のせいで会社を出たのは21時。

先週ようやく試験の課題を終了させて、今日は仕事も落ち着いていて今日こそは一息つけるだろうと油断していたらこれである。

これがまだ若い時なら体も持ったが、俺は来月で38歳になろうかというスクラップ寸前の男なのに‥‥
そのスクラップの時期を早めるかのように、これだけ先の見えない苦行が続くとなるとさすがに腹が立ってくる。

だから今日の会議中は、その内容のことなど聞いちゃいなかった。
あんなアホらしい話、誰が真剣に考えるものか。

その代わりに俺は、会議中ずっととてつもなくくだらないことを考えていた。
その「くだらないこと」とは何かというならば‥‥

「ノーパン床屋」って存在するだろうか?

ノーパン床屋とは、客がノーパンになるのではなく店主というか床屋のオヤジがノーパンで髪を切ってくれるサービス付きの床屋のことだ。

このノーパン床屋で髪を切って貰ったり顔を剃って貰ったりしている姿を想像して欲しい。
どうです、とてつもなくくだらないでしょう?

と、くだらないことを考えているうちに会議はやっと終わってくれたのだが‥‥
時計を見れば4時間が経過していた。
で、ようやく会社から解放されたのが21時だったという訳である。

しかも、明日の朝も7時出社。
明日の夕方も犬も喰わないクソみたいな会議が入っている‥‥

「もういい加減にしてくれ!」
今、俺は大きな声でこう叫びたい。

この状態が続くとなれば、今こうやって書いている日記でさえも存続が危うい。
つまり今現在の俺に余裕が全くないというか、極端な話「精神状態自体が危うい」のだ。

ということで‥‥

もし俺がこの日記の終息宣言をしないである日突然書かなくなってしまったら、「マウスパンチョは終わった」と思ってください。

休む時は「しばらく休養します」と宣言するつもりではいるのですが、もしもの時はそういったことなので‥‥

でも、一晩寝て明日になればこのボロ雑巾のような気分も消え失せて、すっきりとした普通の状態に戻っているかもしれませんがね。

まあでも、こういったことは明日になってみないと分からないので、今日のところはあまり深く考えないようにしておくことにしよう。



 2004年3月29日(月曜日)


今週は週の初めからどことなく脱力感が支配している。

先週末まで続いた仕事の多忙さと、寝る時間を容赦なく削られてしまう「地獄の課題制作」から解放されて気が弛んでしまっているのだろうか?
それとも桜が咲き誇る春の陽気のせいで、俺は少しばかり腑抜けになりかけているのだろうか?

まあどちらにしても、今日は何をやるにも力が入らず怠惰な空気が俺の周りを漂い続け‥‥
その中を地に足が付かないまま浮遊しながら、無駄に時間が流れてゆく。
そんな一日。
だったらよかったのだが‥‥

テンションはこのような力が抜けてぼんやりしまくっている状態なのだが、仕事はそうはいかなかった。

これまでにないくらい次から次へと情け容赦なくトラブルが発生し、それについての対応で東奔西走させられたため‥‥
週の初めからもうくたくたである。

今日の仕事は、先週までの疲れで狂った調子を回復させるためのリハビリというかオープン戦のような気持ちで会社へ出掛けたのだが、月曜日からこれでは復調の日は遠いようだ。

で、今の気分はもう‥‥
「どうにでもしてくれ!」
そう声を大にして叫びたい気分だ。

まあでも、桜の花も満開だし季節も暖かく気持ちがいいのでこの暖かさに包まれながら嫌なことは考えずに、今日のところはまったりと過ごすことにしますか。
ここで俺が一人でイライラしたところで、悪くなることはあってもよくなることは考え難いし。

今夜は、一昨日勢いで3本まとめ買いした「ジャックダニエル」でも飲みながら、春の宵を楽しむとしよう。



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 2004年3月28日(日曜日)


睡眠不足だ。

先週末で試験も終了したはずなのに、そしてこの週末は土日二日間休みだったにもかかわらず睡眠時間が足りていない。

それもこれも、週末は海で遊び回って、試験と仕事のストレスをこの週末で一気に解消しようと目論んだ俺の戦略に問題があるのは明らかなのだが‥‥
それに加えて昨日急に思いついたように始めた、俺の Mac への「ハードディスク増設作業」が難航したこともあり、結局週末の二日間の休日休日を終えた俺は休日前よりも疲労困憊してしまっているという訳なのだ。

ま、どれもこれも自業自得といえばそれまでなのだが‥‥

それでは、昨夜からの俺の行動を振り返ってみよう。

まずは昨夜。
昼間に買ってきた HDD を Mac に取り付けようと箱から出して俺は愕然とした。

箱の中から出てきたのは俺が買い求めたつもりの物と違う物が出てきたのだ。
俺の Mac のハードディスク用インターフェイスは「パラレル ATA(IDE)」なのだが‥‥
箱の中から出てきたのは「シリアル ATA」のハードディスクだった。

「!!? まっ、間違ってる‥‥」

そう、俺は適合表を見間違えて俺の Mac には付かないドライブを間違えて買ってきてしまっていたのだ。
これでは規格がまるで違うため、取る付けどころの騒ぎではない。
容量 120 GB の巨大なハードディスクも、これでは全くの無用の長物である。

で、俺は走った。
この時点でまだパソコンショップがギリギリで空いている時間帯だったので、俺はその日のうちに取り替えて貰うために店へと走ったのだ。
とはいっても、マラソンのように自分の脚で走ったわけではない。
車で30分程のところにある店まで自分の脚で走っていては間に合うものも間に合わなくなってしまうため、必要以上に車を使用することは地球環境のためによくないことだと解っていても今回の場合は緊急事態なので‥‥
車で店まで走ったのだ。

そして閉店5分前を切った時間に滑り込みで間に合って、事情を説明すると親切な店員さんは快く取り替えてくれたのだ。

そして帰宅し、いよいよ増設作業。
これがまたしても難航を極めた。

取り付けは難しくなかったのだが、取り付けて Mac を起動しても‥‥
ハードディスクを認識しない。

考えられるのはただ一つ。
ジャンパーピンの設定が違うのだ。
でも、読めない英語を何とか解読した説明書に書いてあった通りに設定していたのだがどうして認識しないんだ?

説明書が当てにならないとなれば、これから先は試行錯誤の連続しかない。
全てのパターンでジャンパーを設定して、ドライブの取り付け取り外しを繰り返してみたのだが‥‥
認識しないか、本来 120GB あるはずの容量が 30GB に減ってしまう。

ここまででもう既に3〜4時間が経過しており‥‥
いい加減疲れてきた俺は、ビルの5階にある俺の部屋の窓からこのクソ忌々しいハードディスクを放り投げてしまおうかとも思ったのだが、9,680円の投資を考えるとすんでの所で思いとどまった。

まあ結果的には無事認識もしたし、容量も 120GB になったのでこの時窓から投げ捨てなくてよかったのだが。
で、どうやったら無事に取り付けることが出来たかと言えば‥‥
それは企業秘密である。
あれだけ苦労したんだから、そう簡単に教えてなるものか。

そして今日。


昨夜は寝たのが夜中の3時過ぎだったにもかかわらず、今朝は7時前に起き出して海へ。
穏やかな春の海が俺を誘っていたので、眠い目をこすりこすり車を走らせて海へ到着。
今日の海は俺が想像していた通り暖かく、気持ちのいい場所とかしていた。

それがいけなかった。

余りにも気持ちがよくて居心地がいいためついつい長居してしまい、それに加えて海で知り合ったスキムボード仲間も多数来ていたため楽しくて仕方がなく、それで思いっきり遊びすぎてしまい‥‥
気付けばまたしても極度に体が疲労してしまっていた。

この疲れのせいで、帰りの車を運転しながら何度寝てしまいそうになったことか。
その度に大きな声で「70s パンクロック」のヒットナンバーを大声で歌いながら、何とか睡魔に打ち克って帰宅したのだが。
もし俺がパンクロック好きでなかったら、今頃は事故って死んでいたかもしれない。
「パンクロック万歳!」である。

そんな一日を終えた今の俺の状態は‥‥
パンクロックを歌ってももう起きていられない状態なので。

もう寝るです。



 2004年3月27日(土曜日)


ただいまエラいことになってます。
と言えばちょっと大袈裟なのだが‥‥

この日刊マウスパンチョを更新するにあたってはちょっとした不具合というかアクシデントに見舞われており、今日のところは手短に状況説明でもしておくことにしようかなと。

俺が今直面しているアクシデント、それは‥‥
愛用のMacのハードウェアに不具合発生。

と言っても別に壊れたわけでもなく、正確に言えば俺が不具合を発生させてしまったということになるのだが。

もう少し詳しく書くなら、今日仕事が休みだった俺は懸案事項の課題の制作も終了したため、暇に任せて午前中は海へ出掛けその帰りにパソコンショップへと立ち寄り「120 GB ハードディスク」を購入、最近ビデオの編集を始めた俺は現在の総計 120 GB の HDD 容量ではオーバーフロー気味になっていたため HDD の増設を目論んだわけである。

それがケチの付きはじめで‥‥
今回のアクシデントの始まりである。

そんなわけで、只今なかなか言うことを聞いててくれないこの「120 GB の HDD」と格闘中のため。
今日のところはこの辺で。

今日はこれからこのトラブルをバスターしなければならないので‥‥
事の詳細はまた明日と言うことで。



 2004年3月26日(金曜日)


昨夜は‥‥

僅かに残された知力と体力と気力を振り絞って、明け方4時までの突貫工事でこれまでの懸案事項だった「課題制作」を完成させた。
課題本体とその課題についての詳細を記した制作ガイドを併せてトータル枚数12枚。
制作には5日間をも要してしまった。
この厄介な課題制作がようやく完了したことによって、昨夜まで俺の前に立ちはだかっていた難題を一つ排除することに成功し安心したのも束の間‥‥

今日は今日で、年度末の月末の週末ではお決まりの「予定がズレにズレまくって溜まってしまった仕事の山」に押しつぶされる寸前であった。
その想像を絶する量の仕事を昨夜までの課題制作で疲れ果てた体に鞭打って、ようやくこなし終えて帰宅した時間は「草木も眠る丑三つ時ジャスト」。

なので‥‥
俺、もうダメ。
ひたすら眠い。

だが、今日はこれから書くことだけは書いておきたかったので眠いのをこらえて何とか要点だけでも書きたいと思う。
いや、これだけは書かせて頂きたい。

これを書くことによって、今の俺のちょっと沈んだ気分が救済されるかもしれないからだ。

今日俺が書きたかったこと、それは‥‥

俺が勤めるの会社の近くにある「たこ焼き屋」について今日、会社の上司から妙な話を聞いたのだ。
それはどんな話かと言えばこういうことらしい。

「その店のたこ焼きを食べるとその夜は無性にムラムラきてしまい股間が元気になって困る」らしいのである。
件の上司はそれが自分だけではないことを確認するために、複数の人にも聞いてみたそうなのだが、ちょっとハズカシイので黙ってはいたけれど、実は皆同じように感じていたそうだ。

でも。

俺もここのたこ焼き屋のたこ焼きは数回食べたことがあるが、別にムラムラもしなかったし股間も元気になった覚えはない。
だが、俺が食べたことがあるのは少し前のことだったし、もしかしたら俺が食べたことがある時のこの店のたこ焼きと今のたこ焼きは全く別物になってしまっているかも知れないので‥‥

「へぇ〜そうなんですか?でも何だか信じられませんね。」
と、半信半疑でそう言ってみたのだが。

すると上司、「だったら今から買ってきてやるから一度食べてみろ」と言って俺の職場を出ていったかと思うと、しばらく経って例のたこ焼きを2パックも買って戻ってきやがった。

まあ俺としては今日は仕事が深夜に及んだため腹が減っていたこともあり、どんな怪しげなたこ焼きだろうが「腹ごしらえは大歓迎!」ということで有り難く頂いたのだが。

で、貰ったたこ焼きをぺろっと食べてしまった。
ということは‥‥

この「禁断のたこ焼き」を食べてしまった俺は、上司の言うことが本当ならば今夜の俺は「ムッシュムラムラで股間が元気で仕方がない状態」になるはずだ。
例えるならば、以前メディアで話題になった「バイアグラ」のような効果が出てくるはずなのである。

これはこれで、今夜自分の股間がどうなってしまうのかちょっと楽しみだ。

でも待てよ!?

今夜って‥‥今はもう丑三つ時を回ってるじゃないか。
今夜はとっくに来ているよ。
っていうか、もう過ぎてるよ!

なのに‥‥
俺の股間は平静を保ったままで、一向にムラムラもムズムズもする気配すらない。

この状態、俺はやや不安になってきた。
食べた人みんなが「元気」になる「禁断のたこ焼き」を食べたというのに、一向に元気になる様子すら見られない俺はもしかして‥‥

「もう終わってしまっているのか?」



 2004年3月25日(木曜日)


さすがにロクに睡眠も取れないような日が 3 日も続くと、慢性的な睡眠不足の症状に襲われて頭痛が頭から離れなくなってしまい‥‥

ちょっとだけアタマも狂かしくなってくる。

だからといって「素っ裸で外を走り回る」とか「ビルの5階にある自分の部屋から飛び降りる」とか「手近な銀行でエアガンを乱射する」とか「警邏中の警官のケツを思いっきり蹴っ飛ばす」とか「小泉首相に応援のメールを送る」とか「正義面して中東で何の必要もない戦争をおっ始める」などといった気狂いじみた行動を取っているわけではないのだが‥‥

それでも自分のアタマがちょっとおかしくなって来ているのを如実に感じる。

だからこの様に日記を記していても、今自分が何を書きたいのかさえも解らないままただただ惰性でキーを叩いているだけで‥‥
何も生まないし何も残らない。

唯一残るものといえば、1文字2バイトの情報の羅列だけで‥‥
これは JIS の規格によって区と点の2軸上にそれぞれ1バイトずつ割り当てられた「単なるデータ」であって、それ自体何の意味も持たない。

これは情報という名の「 0 と 1 」の羅列が生みだした幻影でしかないのである。

いかん、いかん。

またしても疲れ果てた俺のアタマは、どうしようもなくくだらないことを考え始めているではないか。

だったら話は簡単だ。
楽しいことを考えよう。
そうだ、スキムボードだ。

今日俺はふと思ったのだが、今までの俺はスキムボードを「寄せてくる波に当ててターンして戻ってくる遊び」だと思っていたのだが、これが間違いであることに気付いた。
実は「寄せてくる波に当てて」ではなく「寄せてくる波に駆け上って自力でターンをし、波のフェイスを滑り降りて加速して戻ってくる遊び」だったことに気付いたのだ。

だからといってどうと言うことでもないのだが‥‥
ただ忘れないためにここに書いておくことにしただけだ。

ということは‥‥

これはこの「1文字2バイトの情報の羅列」が単なるデータから意味を持った情報に生まれ変わった瞬間だ。
ハッピーバースデー、生まれ変わったお誕生日おめでとう。

これが記憶のバックアップとなり、俺のおかしなアタマがこの事を忘れてしまったとしても情報は残りそれを見て俺はまた忘れた記憶を取り戻すのである。

すなわち俺が毎日毎日大した意味もないままに記録し続けている「1文字2バイトの情報の羅列」は、一見何の意味も持たないようだが実は‥‥
俺の記憶のバックアップとしての役目をしっかりと果たしているのかもしれない。
つまり、これはサーバなどでディスクに冗長性を持たせるために採用されている「 RAID システム」のパリティのような役目を果たしているのかもしれない。

この俺が今立てた仮説が正しければ、この「1文字2バイトの情報の羅列」でも少しは役に立つではないか。

って‥‥
今日の俺は一体何が言いたいんだ?



 2004年3月24日(水曜日)


タバコのおまけの小さな砂時計は、問答無用で時を刻み続け‥‥
容赦ない残酷さで俺にとって残り少ない貴重な時間を削り続けている。

このままでは‥‥
時間が足りない。

今の俺にとって、あと僅かしか残されていない時間では‥‥
到底足りない。
残された時間が少なすぎるのだ。

とは言ってもこれ、別に俺がもうすぐ死ぬという話ではなく、ここ数日間毎日ここで書いているように「 DTP エキスパート」の課題提出の期限に追われている俺にとって、残された 3 日という時間ではとても足りそうにもないという話なのだ。

まあ、俺のことを「早く死んでくれ」と思っている輩にとっては残念な話だろうが‥‥
この俺様がそう簡単に死ぬわけないではないか。
「憎まれっ子世に憚る」という言葉通り、俺のように敵が多いヤツはそう簡単に死なないものなのだ。

と、話が横道にそれかかったので話を戻すと‥‥

ただでさえ時間が足りていないのに加え、先週から仕事が殺人的な忙しさになってしまっていて、とてもじゃないけど課題制作などに時間を割いている暇がないのである。

夜中の12時過ぎに帰宅して、それからこの七面倒くさい課題の制作をやる気になると思うか?

そりゃあ、ただ与えられた素材でデザインをして印刷物のレイアウトを作成するだけなら誰だって出来る。
だが、これからが問題なのだ。

これと同じ作品を「誰が作っても同じ物が出来るような設計図・指示書を A4 サイズ 10 枚程度にまとめて提出せよ」などという滅茶苦茶な要求をクリアしなければならないのである。

誰が作っても同じ物が出来るような指示書とはつまり、レイアウト上でのパーツの配置位置を記した設計図に始まり、使用している数多いフォントの色・サイズ・詰め幅の指定、画像の調子の補正やシャープネスといった処理方法の一覧、使用アプリケーションの設定、制作環境の指示まで詳細に指定した指示書のことである。

これだけならまだしも、データの受け渡し方法からこのデザインが印刷物となるまでの工程のシミュレーションまでを行わなければならず‥‥
これをたったの一週間で作り上げるのは相当骨が折れる作業である。

いや、正確には二週間だったのだが、俺が一週間サボってしまっていたため残りが一週間となってしまっただけなのだが。
それでも、例え二週間あったとしても、ちょっとした説明書を作るに等しいこれだけの重たい作業をこの期間で完遂するのはもう無理である。

無理なので止めてしまおうかなと思っているのだが‥‥
ここで止めてしまって楽になってしまった方がいいような気がするのだが‥‥

それはどうやら俺のプライドが許さないようなのだ。

というわけで、今日も明け方近くまで断続的に襲ってくる思考の停止と猛烈な睡魔と闘いながらこのクソ忌々しい作業に勤しまなければならないため‥‥

今日のところはこの辺で。

っていうか夜中の 12 時を回った時間に、こんな愚痴ばっかりの日記なんか書いている暇があればさっさと課題制作を始めろって話なんですがね‥‥

それにまだ晩飯を食ってさえいないのに。



 2004年3月23日(火曜日)


ようやく仕事を終えて帰宅したら‥‥
何だ、もう日付が変わってしまっているよ。

というわけで、今日はもう3月24日になってしまった。
これでは「2004年3月23日の日刊マウスパンチョ」にならないではないか。

困ったなこりゃ。
毎日その日の内に日記を書くことこそが俺が自分に科した使命だったのにこれでは台無しだ。

しかしまあ今は、官公庁の年度末でもある3月も下旬だしこれはイレギュラーな事態として今日のところは大目に見ておくか。

って‥‥

今の俺はこんな悠長な事を言っている場合ではないのだ。

こんな「駄文雑文垂れ流しの毒にも薬にもならないような日記」をその日のうちに書けなかったからといって、誰が死ぬわけでもないし、微妙なパワーバランスで成り立っている国際情勢に悪影響を与えるわけでもない。

従ってこんな日記のことなど現実的に考えれば、全くどうでもいいことなのだ。

それよりも今の俺がやらなければいけないことは唯一つ、それは‥‥

「早く晩飯を食って酒を飲むこと」
‥‥ではなくて

「今週末に提出しなければならないのに全然捗っていない課題の制作」だ。

このクソ忙しい最中に何が課題だと思う気持ちが強いせいか、どうにも腹が立ってしまい怒りだけが先行しているため、全く作業が進んでいないのだ。

だから今朝の時点では「今日こそはやるぞ!」と気持ちも新たに、何故か俺の自宅のMacのモニタの上に一年以上居座っている「小さなイワトビペンギンのマスコット」に向かって決意を表明していたのだが‥‥

帰宅時間がこれじゃあ、やる気も出ないってものである。
しかし、眠っていてようが起きていようが時間は勝手に流れていくし‥‥

刻一刻と提出期限が近づいてくるその足音が、俺の背後にまで迫ってきているのである。

だから俺はこのような駄文に時間を割く余裕など無いわけで‥‥
といっても、現実から逃避するにはこうやって駄文を綴り続けていると結構楽なため「このままいつまでも書き続けてしまおうかな」などとよからぬ思考が頭をよぎったりするのだが‥‥
ダメだ、ダメだ、ダメダメ!

今日こそはある程度メドが立つまでやらなければ‥‥

俺に明日はない。

というか、こんな時間から課題制作などやっているとほとんど寝る時間など無くなってしまうため、恐らく明日の俺は寝不足だろうから‥‥
課題の制作をやろうがやるまいが、どっちにしたって俺に明日はなさそうである。



 2004年3月22日(月曜日)


今週末に提出しなければならない「 DTP エキスパート試験の課題制作」が現在の俺の悩みの種。

筆記試験の日に課題のデータと説明書を手渡されたときは「なんだこりゃ?これくらいのもんは楽勝だよ。」と高をくくっていたため、仕事の忙しさにかまけて先週末までは全く手を付けていなかった。

しかも手を付けるどころか、課題の説明書とデータの CD-ROM が入っていた封筒を開けてさえもいなかったのだ。

そしてようやく一昨日の土曜日に封筒を開けて課題に取り組み始めたのだが‥‥

これが結構難儀である。
いや、結構どころではなく非常に厄介だ。

この課題に取り組み始めてからこっちは、楽勝などと高をくくっていた俺はもういない。
今俺の中にあるのは「焦り」だけである。

この課題を期限までに完成させることが出来るかどうか。
これが今週の俺のテーマになりそうである。

この課題、内容的にかなり厳しいため‥‥
この調子では二日くらいの徹夜は覚悟しなくてはならないような気がするのだが。

単に徹夜といっても、20代くらいまでの若い頃ならそれほど辛くもなかったのだが、今の俺は37歳。
この「中年」と呼ばれる歳での二日連続の徹夜は辛すぎる。
今の俺はただでさえ「毎日 8 時間睡眠」を自分で自分に推奨しているというのに‥‥

徹夜なんて、考えただけでも恐ろしい。

こんな事なら先週末の連休は、クソ寒い中二日間ともわざわざ海などに行かないで、自宅でじっくりとこの課題制作に取り組んでいればよかったよ‥‥
ま、今となっては後の祭りなのだが。

こうなったらジタバタせずに、腹を決めて今週一週間ガンバろ。



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 2004年3月21日(日曜日)


今日も朝から海へ。

海は昨日と同じく寒く、風こそは昨日より穏やかだったがやっぱり‥‥春の陽気というには程遠い。

海へ向かう道沿いに咲いている野の花はすっかり春を演出しているというのに、昨日今日の連休は寒いだけで、見た目と環境のギャップの激しさにちょっとイラつき気味の連休となってしまった。

もちろん海でのスキムボードも‥‥
行った時間帯もよくなかったのだろうが、ショアブレイクはしているものの面は荒れていて波の状態もセットが近すぎて俺のような初心者には難しく、この悪いコンディションに手を焼いているうちに寒さが身に滲みだし脚が疲労してきて、またしても玉砕。

こんなに寒いと、一度海に入ってしまってからは波待ちも出来やしない。
待ってる間に体が冷えて動かなくなり、それで怪我をする確立が高くなってしまう。
だから俺はひたすらニエハラショーな波に向かって走り続け‥‥
そして疲れて玉砕するという繰り返しだ。

まあでも、あれだけ砂の上でダッシュを繰り返しているだけあって、最近は足腰が強くなってきたので、野球のトレーニングをやっているとでも考えればそれ程腹も立たないのだが。

但し、これについて一つだけ問題があるとすれば‥‥
俺は野球などここ 10 年以上もやっていないということだ。

じゃあ、せっかく鍛えた足腰を一体何に使おうか?
今のところ思いつくことと言えば‥‥

「ピンポンダッシュ」くらいだろうか。
でももうすぐ 38 歳になる男がピンポンダッシュっていうのも何だかなぁ‥‥

話は変わって。

皆さんはもうご存じであろうが、あのドリフのリーダー「いかりや長介」さんが亡くなったそうだ。
俺は海へ移動中の車のラジオで聞いて知ったのだが‥‥

ドリフといえば俺の世代は超リアルタイム。
ドリフの番組「 8 時だよ全員集合!」は「俺たちひょうきん族」に土曜夜 8 時においての主役の座を奪われるまでは、お茶の間の定番としてあの時間帯に君臨してきた。

特に俺が小学生の頃は「ドリフを見ないと次の月曜日に学校での話題についていけない」といっても過言ではない程、当時の子供達に対して影響力を発揮していた。

なにしろ番組最後の「♪えんや〜こらや‥‥」の時にカトちゃんが「宿題しろよ〜」とか「風呂は入れよ〜」とか言っていたのは、このカトちゃんの言いつけを子供達が聞いて、番組を見終わった後に宿題をやったり風呂に入ったりしたというくらい、子供達に対して学校なんかよりもよっぽど説得力がある影響を与え続けていたのだ。

そのドリフのリーダーで、彼無くしてはドリフは在らずともいいしめられた「長さん」は本当にグレートな人だと思う。
もうあのゴリラのような、サザエさんに出でてくる「アナゴ君」のような人間離れした顔をリアルタイムでテレビを通して見ることが出来なくなってしまったかと思うと、ドリフ世代としては一抹の寂しさを禁じ得ない。

でも長さん、今頃あの世で三途の川を渡りながら「ダメだこりゃ」とか言ってるんだろうなぁ‥‥

日本のテレビ史上に偉大な功績を残した巨人「いかりや長介」さんのご冥福を心からお祈り致します。


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